PICマイコンを触ってみる(準備編:3/5)

マイコン

とりあえず、マイコンのデータシート、上記で取得した日本語の資料「PIC16F877A」のドキュメント<PIC16F877A.pdf>を見てみましょう。P.9に「FIGURE 1-2: PIC16F874A/877A BLOCK DIAGRAM」というページがあるので見てみます。なんか初心者の私には良くわからない図ですねー。<ここは、今後判ってくるごとに随時更新かなぁ?>ちょっと下図にまとめてみました。

我々がプログラムを書き込む場所は「Flash Program Memory(8K)」部分。プログラム(の各)命令は「Instruction reg」で振り分けられ、演算ならMUXを通してALU(論理演算ユニット[計算機])に送られ演算が行われる。演算結果は「Wレジスタ」か「RAM File Registers」内の指定のアドレス位置に保存されます。以前の演算結果がWレジスタに残っていてそれを使いたい場合は、次回演算時にそれを利用出来ます。

マイコンから、電気のON/OFFや信号の入出力を送りたい場合は、「内部に組み込まれた周辺モジュール」のポートを制御します。
今、軽~ぅく、「内部に組み込まれた周辺モジュール」と言いましたが、PIC16F877Aの場合は、以下のものがあります。

No.周辺モジュール意味
1Timer0、1,2タイマーモジュール。
210-bit A/DA/D変換機。
3Data EEPROMデータ領域として使用するメモリ。
4CCP1,2キャプチャ/コンペア/PWM(CCP)モジュール。
※「PIC16F877」のドキュメント<30292A_JP.pdf>の8章に記述あり。
5Synchronous Serial Port同期シリアルポート(SSP)。SPI( マスター/スレーブ)、I2CTM( マスター/ スレーブ)がある。
<マイコン間通信>
6USARTシリアル信号をパラレル信号に変換したり、その逆方向の変換を行うための集積回路。
RS-232C規格に準拠する信号レベルに変換するICと組み合わせて、外部機器(PC等)との
インタフェース(I/F)として利用する。
7Comparator二つの電圧または電流を比較し、 どちらが大きいかで出力が切り替わる素子。
8Voltage Reference???<よく判りません。後日対応します。>
9Parallel Slave Portパラレルスレーブポート。

※各々モジュールの使い方は、勉強を進めながら確認していきましょう。

PICマイコンを触ってみる(準備編:4/5)へ続く>

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