OSありとOSなし

マイコン

組込みのアプリケーションは、マイコンにプログラムを書き込んでマイコンの電源投入と共に動作が開始されるものです。私が知っていることを種類分けすると、

 1.OSなしで動作するもの
 2.OSありで動作するもの

と、大きく2つに分かれるのかなぁと思います。『ファームウェアとは』とかでネット検索すると、

電子機器本体に所望の動作をさせるためのソフトウェアを制御するプログラム・・・』

となっている。
イメージ的にはこんなんかなぁ(下図)。

OSあり」の構成

 このページでは、「OSなしで動作するもの」から学習を進めることとします。

OSなし」の構成

 具体的にいうと、ハードウェア上のスイッチやセンサーの動作によって流れる電気(信号?)を使って、次の動作を行うためのプログラムを作成していく必要があります。例えば、電卓なら0~9のボタンを物理的に押すと、LCD(液晶ディスプレイ)にそのボタンの番号を表示します。言葉で聞くと簡単だけど、どうやったらいいんですかね?(回路は?ソフトは?・・・)


※そのうちハードウェアにOSを載せて、アプリケーションやユーザインターフェース、ドライバの開発も行っていきます。
私のような初心者が始め易いマイコンには、ルネサスのH8系やマイクロチップ社のPIC(ピック)マイコンがあるようです(インターネット検索結果から)。
※H8やPICマイコンは、東京の秋月電子通商さんなどの部品屋さんで購入が出来ます。
※道具なんかも買えるみたいです。

学習を進めるにあたりプログラムを組むだけでは、動作の確認も出来ませんので動き(動作)をリアルにイメージできません。
という事で、まずは学習用ボードを作って楽しい電子回路を作成していきます。必要な道具や書籍なども紹介していきますので、興味のある皆さんは、ご購入も考えてみて下さい。

実際素人が電子回路を作っていくと、いろんな失敗をします。私の場合、コンデサを爆発させたりLEDを破壊したり失敗の連続ですが、一つ一つが忘れられない経験となっています(こういう事態が覚えを早くするのかなぁと思っています)。しかしながら、怪我しないように工作用のメガネかけたり電気で感電しないように注意も必要です。このあたりは、勉強を進める中で私の経験を含めながらお話していきます。

では、楽しい電子工作を始めよう!

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